友人のグループ展に行ってきた

昨日、大学時代の友人が銀座のアートポイントギャラリーでグループ展をやっているので観に行ってきました。

友達だからというわけでなく、一番良いと思いました。好き嫌いに関係なく圧倒的にクオリティが高い。そして、好きな作風です。人間性が作品に当然表れています。

 

その時、ギャラリストの方が作家に色々とアドバイスをしているのをこっそり聞いたのですがとても興味深かった。ギャラリストはなかなか大変な仕事だと思いました。

商売としてのセンス(作家を見つける)と、作家をバックアップするということをバランスをとって進めなければならないのです。ベクトルが違うことを両方同じ速度で進めなければならない。難しそう。

 

しかし、そのギャラリストの方は言葉を丁寧に選んで作家と話していました。

私も「そう思う」ということもあって、なるほどギャラリストは高いコミュニケーション能力が必要な仕事なのだなと思いました。

 

作品を伝えるためには、別に説明するということでなく見る人がなにかを感じた時に少しガイドラインのようなものがあるといい。

友人の作家はプロフィールの情報が少なすぎたのです。それは指摘されていました。

 

彼女は高校で教師をしていたので、それはとても作家としての活動に大きな影響を与えていると思うのです。

自分と年齢も考え方も環境も違う多くの生徒と交流したことは人間形成に影響していると思います。

 

作品を観ながら色々聴く話で、それプロフィールにあったらいいなということがあったので今度伝えられたらなと思いました。

 

多分、彼女は作家としてもっと世に出られると思います。

もっとたくさんの人に観てもらえるといいなあと思いました。

 

作家名 野坂衣織

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